第26回股関節研究セミナー

 第26回股関節研究セミナーは、平成27年10月29日(木)に「AP大阪駅前梅田1丁目Eルーム」にて開催されました。まず、平成24年度研究助成金による研究成果報告が行われ、下記の4件の研究成果報告が行われました。それぞれ、股関節研究にとって大変有意義な研究で、さらなる期待が持てる内容となりました。
※右の写真は、3秒ごとに各先生方の写真がうつります。

平成24年度研究成果報告者の皆様

平成24年度股関節研究助成金による研究成果報告

抗菌作用を有するヨード担持チタン製人工股関節の臨床応用と骨固着性に関する基礎的研究
金沢大学 加畑 多文氏
変形性関節症予防を目的とした関節軟骨変性とリンクする肥大軟骨細胞分化
を制御する標的分子の同定と機能解析 
鹿児島大学 前田 真吾氏
高磁場MRIを用いたステロイド性大腿骨頭壊死症の病態解明と新規予防法の検討
京都府立医科大学 齊藤 正純氏
問診票を用いた一次健診システムの導入による先天性股関節脱臼症例 早期発見の取り組み
新潟大学 村上 玲子氏

平成27年度股関節研究助成金交付者と研究課題

 研究成果報告後、平成27年度股関節研究助成金交付式が行われ、下記の4件の研究者・研究課題が受賞となりました。後日、それぞれの受賞研究者から一般の方々へ簡単な研究の説明動画が、WEBサイトへ掲載される予定です。ご期待ください。

高齢発症変形性股関節症の疫学と病因に関する研究―骨粗鬆症の関与
から、病態解明・予防に向けて―
鹿児島大学 石堂 康弘
滑膜由来炎症性メディーエターに着眼した前・初期股関節症における疼痛
発生機序の解明
北里大学 福島 健介
人工股関節再置換術時骨欠損部における骨髄内骨再生技術の開発
大阪市立大学 大田 陽一
大腿骨頚部骨折受傷後に回復期リハビリテーション病棟に入院を要した
要介護高齢者の身体機能予後について
東京大学 柴崎 孝二
平成27年度股関節研究助成金受賞者 画像

※ 前列左から別府理事長、冨森様、石堂康弘先生、柴崎孝二先生、
福島健介先生、大田陽一先生、平嶋様


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