股関節は、人間が立ったり・しゃがんだり・座ったり・歩いたり・走ったりという動作を司っている重要な要の関節です。平成22年に人口の23%以上が65歳以上の超高齢社会の日本では、この股関節の骨折や関節症などの運動器(骨・関節・筋肉など)が、要介護・要支援の第一原因になっているのです。特に、変形して痛みのある股関節を人工股関節に置換する手術は、1年間に4万件も行われています。また、股関節の骨折は、1年間に15万人が受傷し、15%前後が1年以内に亡くなり、大勢が寝たきりになっています。そして、今後も増加が予想されます。
当財団は昭和62年創立以来、120件、約1億4千万円(平成25年度1月現在)を「股関節疾患に関する研究」と「運動器健康寿命延伸に関する研究」に対して支援を行ってきました。
この支援により、数多くの股関節専門の研究者が育っております。
(公財)日本股関節研究振興財団への寄附金(募金)は、特定公益増進法人への寄附として、所得税、法人税、相続税の優遇措置(所得控除)が受けられます。
また、新たな税額控除制度により、税額控除の対象となりました。確定申告の際に当財団発行の「領収書・税額控除に係る証明書」を添付し、申告して下さい。尚、勤務先等で行われる年末調整では寄附金控除は受けられません。
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