第20回股関節市民フォーラム in コングレスクエア日本橋 ご報告

去る2019年11月17日(日)、コングレスクエア日本橋にて第20股関節市民フォーラム「女性!50歳以上の骨折は命取り!~いつまでも元気で歩くために~」を開催いたしました。当日は大変良い陽気で、150人の定員いっぱいの参加者があり大変盛況なフォーラムとなりました。

フォーラムは、恒例の当財団理事長別府諸兄の挨拶から、引き続き、別府諸兄が第1講演「人工股関節置換術後のQOL(生活の質)について」 を行いました。QOL(生活の質)維持するために、人工股関節手術後の運動・スポーツの重要性と推奨されるスポーツの紹介・近年の人工股関節の進歩等多岐にわたる説明を行いました。

別府諸兄 第20回股関節市民フォーラム

第2講演では、当財団の体操指導者である太藻ゆみこが、「骨太体操」を会場の皆様と共に行いました。四肢を鍛える「トイレットスクワット」や骨自身に付加を加える「ダイナミックフラミンゴ療法」を中心に、皆様と行いました。

太藻ゆみこ 第20回股関節市民フォーラム

第2講演後、協賛企業によるプレゼン・ブース展示が行われ、大変好評でした。

プレゼンテーション 第20回股関節市民フォーラム

ブース 第20回股関節市民フォーラム

メインの特別講演「中高年に対する転倒予防-宇宙飛行士の健康管理を参考に-」では、久留米大学医学部整形外科主任教授 志波直人先生にご講演いただきました。NASA・JAXAとの共同研究で得た成果を転倒予防・四肢の筋力強化等を踏まえながらわかり易く説明いただきました。また、筋肉は運動器としても重要ですが、内分泌器官としても機能しており筋肉を健やかに鍛えることは整形外科的側面以外にも有用であるといこともを強調しておられました。

志波直人先生 第20回股関節市民フォーラム

最終の質疑応答では、時間が押してしまっていたため、参加者の皆様からの数点の質問を総括する形式で行いました。座長は当財団専務理事の泉田良一が行いました。

質疑応答 第20回股関節市民フォーラム

本年も昨年に引き続き、コングレスクエア日本橋で股関節市民フォーラムを行い定員いっぱい参加者がありました。また、多くの協賛企業様ブースが出展され、大変盛況なフォーラムとりました。

最後に、皆様のご支援により、今年も盛況なフォーラムを行うことができました。
来年も新たな企画で、フォーラムを行う予定でございます。ご期待ください。

是非とも、ご支援いただければ幸いです。

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