筆者は東北労災病院整形外科 千葉大介先生です。先生は現在、東北労災病院 院長補佐、整形外科下肢関節外科部長・股関節センター長として、日々診療や研究に精励されております。また当財団より研究助成金を交付された優秀な股関節研究者です。
この度のコラムは、先生が日進月歩の人工股関節手術に携わった20年間に焦点をあてたエッセイとなっております。
大変興味深い内容となっております。
是非ご覧ください。
筆者は東北労災病院整形外科 千葉大介先生です。先生は現在、東北労災病院 院長補佐、整形外科下肢関節外科部長・股関節センター長として、日々診療や研究に精励されております。また当財団より研究助成金を交付された優秀な股関節研究者です。
この度のコラムは、先生が日進月歩の人工股関節手術に携わった20年間に焦点をあてたエッセイとなっております。
大変興味深い内容となっております。
是非ご覧ください。
去る11月16日(日)、日本橋コングレスクエアにて、「骨は生きている」をテーマに第23回股関節市民フォーラムを開催いたしました。
今年のフォーラムは、テーマに沿って「骨」に焦点をあてた内容構成とし、さらに今回より、当財団の研究助成金を受けた先生による「交付者講演」も新たに加わりました。
はじめに、当財団理事長・別府諸兄より、開会の挨拶とともに財団の役割や沿革についてご紹介いたしました。
※当初は「骨の話あれこれ」という演題を予定していましたが、他演題との重複を避けるため「財団の話あれこれ」としてお話ししました。
愛知医科大学 特任教授 中村幸男 先生
「骨は何歳からでも若返る ― 骨を若返らせる意外な食事と運動法 ―」
骨密度検査・食事栄養・運動(先生考案のかかと落とし体操)など、骨の若返りに必要な要素を多角的に、非常にわかりやすくお話しいただきました。「骨は、適切な対策を行えば何歳からでも若返る」というメッセージを実感できる、大変好評の講演となりました。
ことしも当財団で体操指導を担当しているメディカルフィットネス研究所 太藻ゆみこが、皆さまと体操を行いました。
千葉大学整形外科 診療准教授 中村順一 先生
「健康寿命を延ばす純国産人工股関節の研究開発」
一般的な人工股関節の手術適応や手術方法の解説に加え、純国産人工股関節の重要性についてお話しいただきました。参加者の皆様にとって、人工股関節治療の現在地を知る貴重な機会となりました。
京都大学 名誉教授 森谷敏夫 先生
「骨の健康と運動」
運動が骨の健康に及ぼす有効性について簡潔にご講演いただき、今回の「骨」をテーマとした内容の総括にもなる大変示唆に富む講話となりました。
最後に行われた「骨をテーマにした対談」では、
この度の演者の皆様方(中村幸男先生、中村順一先生、森谷敏夫先生)に加え、
* 江戸川病院 慶友人工関節センター 名誉センター長 泉田良一 先生
* 女子栄養大学 栄養クリニック 蒲池桂子 先生
* 当財団体操指導担当 メディカルフィットネス研究所 太藻ゆみこ
の6名により、参加者との活発な質疑応答が行われました。
開演前と休憩時間には、恒例の協賛企業による体験・展示ブースが今年も並びました。今年は初出展の企業も2社あり、参加者の皆様から大変好評をいただきました。ご出展いただいた企業の皆様に、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
本年は約130名の方にご参加いただき、盛況のうちにフォーラムを終えることができました。これもひとえに日頃よりご支援くださる皆様のおかげと、心より感謝申し上げます。
当財団は、股関節に関する正しい知識の普及・啓発を目的として、今後も年1回、市民フォーラムを開催してまいります。
引き続き、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
去る令和7年10月24日 金 (16:50~18:25)、海峡メッセ下関8階801会議室にて、第35回股関節研究セミナーを開催いたしました。定員40名弱盛況なセミナーとなりました。
第35回股関節研究セミナーは、当財団理事長別府諸兄の開会のご挨拶により、開演となりました。
加えて、第52回日本股関節学会学術集会会長である山口大学整形外科主任教授坂井孝司先生からもご挨拶をいただきました。
※先生は過去に当財団より研究助成金を交付されています。
令和4年度に股関節研究助成金を交付された研究及び、令和3年度の研究で報告できなかったものの成果報告がなされました。それぞれ、活発な質疑応答がなされ、大変有意義な研究報告となりました。
令和4年度股関節研究助成金による研究成果報告
(報告1)神奈川リハビリテーションセンター 佐藤 龍一 先生
「ロボティックナビゲーションを併用することで、人工股関節置換術を施行された
患者の術後歩容は健常者レベルまで改善できるか」
・・・座長 社会福祉法人仁生社江戸川病院 人工関節名誉センター長 泉田 良一 先生
(報告2) 徳島大学 玉置 康晃 先生
「インプラントアライメントが腸腰筋インピンジメントの病態に与える影響-未固定
遺体とシート状圧センサーを用いた検討」
・・・座長 潤和会記念病院 総合リハビリテーションセンター長 帖佐 悦男 先生
(報告3) 中京大学 渡邊 航平 先生
令和3年度股関節研究助成金による研究成果報告
「人工股関節置換手術前後の骨格筋電気刺激が術後の下肢筋機能に及ぼす影響」
・・・座長 医療法人社団紺整会 船橋整形外科病院 名誉院長 白圡 英明 先生
令和6年度股関節国内研修助成2グループの成果報告が行われました。
大変充実した研修だったようです。
令和6年度股関節国内研修助成金による研修成果報告
・・・座長 千葉大学 整形外科診療准教授 中村 順一 先生
日程;令和7年1月20日から24日
研修先:京セラ野洲工場、京都府立医科大学、川崎医科大学、福岡ハートネット病院、
大阪医科薬科大学
琉球大学 伊藝 尚弘 先生
広島大学 植木 慎一 先生
※伊藝先生は現在留学中のため、動画での報告となりました。
日程;令和7年2月3日から7日
研修先:ナカシマヘルスフォース岡山工場、横浜市立大学、船橋整形外科クリニック、
江戸川病院慶友人工関節センター
大阪公立大学 大山 洋平 先生
徳島大学 玉置 康晃 先生
令和7年度股関節海外研修助成金による研修成果報告行われました。
大変有意義な研修であったようです。
令和7年度股関節海外研修助成による研修成果報告
・・・座長 名古屋市立大学 整形外科 講師 黒柳 元 先生
日程;令和7年8月30日から9月21日
研修先:カルフォルニア大学、ユタ大学、スタンフォード大学
東北大学 田中 秀達 先生
千葉大学 萩原 茂生 先生
令和7年度助成金交付式
※令和7年度股関節研究助成金、海外研修助成金、国内研修助成金交付式
股関節研究助成金交付者
抗スクレロチン抗体による大腿骨頭壊死症治療における包括的分子ネットワークの解明
・・・名古屋大学 竹上 靖彦”
縄文人の寛骨臼形成不全について
・・・慈誠会 山根病院 星野 弘太郎
股関節海外研修助成交付者
千葉大学 萩原 茂生 先生
東北大学 田中 秀達 先生
名古屋市立大学 整形外科 宇佐美 琢也 先生
大阪公立大学大学院医学研究科 整形外科学 増田 翔 先生
神戸大学大学院医学研究科 整形外科学分野 前田 琢磨 先生
岡山大学病院 整形外科 奥田 龍一郎 先生
令和8年度股関節海外研修助成の応募受付が、11月1日から12月28日で行われます。
股関節海外研修助成は、将来の日本の股関節医療の発展に貢献できる人材を育成
するため、海外の研究機関において、進展する医療技術の変化を体感しながら、
世界のトップレベルの研究者から専門的知識を習得するための研修を支援すること
を目的としております。
応募期間 令和7年11月1日~12月28日
ご興味のある股関節研究者の皆様は、下記のリンクよりご覧ください。
※必要書類は等のダウンロードは、11月1日より行えます。
2025年10月のヒップジョイントコラムをご紹介いたします。
筆者は当財団理事長別府諸兄になります。昨今様々な場面で使われる「メディカルフィットネス」という言葉の源流に焦点をあてた内容になります。
興味深い内容となっております。
是非ご覧ください。
11月16日(日)開催の 第23回 股関節市民フォーラム「骨は生きている」 において、交付者演者として 千葉大学 医学部 整形外科 診療准教授 中村順一先生 をお迎えします。
中村順一先生は、人工股関節 の研究・臨床で著名な整形外科専門家です。特に今回の講演では、先生が取り組んでおられる 純国産の人工股関節 に関する研究を中心にお話しいただく予定です。
この研究は、当財団の 研究助成金を交付されたプロジェクト として支援を受けており、フォーラムにおいては助成成果の一端を市民の皆さまへ共有する貴重な機会となります。
今回の特別講演のテーマは、
「健康寿命を延ばす純国産人工股関節の研究開発」
現在、先生は日本人に合った純国産人工股関節を開発し、安全で安心できる治療の選択肢を増やすことを目指して、注力しておられます。股関節に不安をかかえておられる方や、人工股関節を考えておられる方におススメの内容です。
入場無料、お申込みの上お気軽にご参加ください。
👉 お申込み・詳細はこちら
第23回股関節市民フォーラム公式ページ
また次の動画は、当財団の研究助成を受けられた際の一般向け紹介動画です。
11月16日(日)開催の 第23回 股関節市民フォーラム「骨は生きている」。
特別講演には、愛知医科大学 特任教授 中村幸男先生 をお迎えします。
中村先生は、骨粗しょう症と股関節治療の専門家 として国内外でご活躍されており、これまで信州大学などでの研究・臨床に加え、テレビや新聞など多くのメディアでも「骨を丈夫にする生活習慣」について発信してこられました。
特に、骨を刺激して強くする「かかと落とし運動」など、誰もが取り入れやすい予防法を提唱され、市民の健康寿命延伸に大きく貢献されています。
当財団でも研究助成の対象となられ、その成果が今回のご講演にもつながっています。
今回の特別講演のテーマは、
「骨は何歳からでも若返る ― 骨を若返らせる意外な食事と運動法 ―」
骨は加齢とともに弱くなるイメージがありますが、食事や運動の工夫によって、いくつになっても強く保つことができると先生はおっしゃいます。
本講演では、最新の研究成果をもとに、日々の生活で実践できる“骨を若返らせるヒント”を、分かりやすくお話しいただきます。
ぜひ直接お聞きいただき、健康寿命の延伸に役立ててください。
入場無料、お申込みの上お気軽にご参加ください。
👉 お申込み・詳細はこちら
第23回股関節市民フォーラム公式ページ
また次の動画は、当財団の研究助成を受けられた際の一般向け紹介動画です。
第35回股関節研究セミナーを下記の予定で開催いたいします。
令和7年10月24日(金)16:50~18:25
開催場所:海峡メッセ下関 8階 801会議室
〒750-0018 山口県下関市豊前田町3丁目3-1 →アクセス
是非ご参加いただければ幸いです。
詳細は下記のリンクよりご覧ください。
※研究者向けのセミナーです。