変形性股関節症

変形性股関節症は、最も典型的な股関節の病気です。

 変形性股関節症(股関節症)は股関節にかかるストレスによってクッションである関節軟骨が傷んでまう病気です。関節軟骨は水分を保持できなくなって、弾力性がなくなり、表面はささくれて、スムーズな運動が行えなくなります。
 日本人は世界の先進国のなかでも先天性股関節脱臼の多い民族であると言われています。かつては100人に2~3人の発生がありましたが、生活環境の向上と検診、早期治療の普及によって減少し、現在では1~2人/1000人になっています。
 近年は乳幼児期に先天性股関節脱臼の治療歴がなく、寛骨臼が浅い臼蓋形成不全による股関節症が増加しています。わが国では先天性股関節脱臼と臼蓋形成不全に原因がある股関節症が、約80%を占めます。先天性股関節脱臼の既往があった患者は平均20~30歳で、臼蓋形成不全では、平均40~50歳で発症することが多くなっています。

変形性股関節症 関節軟骨組織図

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