昨日、平成29年3月26日(日)TKP渋谷カンファレンスセンターカンファレンスルーム5Bにて、
第10回運動器健康寿命延伸体操ロコモン体操講習会を開催いたしました。
雨天の中、参加者は39人、健康運動指導士を中心に参加されました。
この度のテーマは、「ロコモ脱却への指導ポイント、~栄養と体幹編~」ということで、
講義を当財団の別府諸兄理事長と女子栄養大学栄養クリニックの蒲池桂子先生、実技をメディカルフィットネス研究所代表であり健康運動指導士の太藻ゆみこ氏が行いました。
第1講義では、当財団の別府諸兄理事長が、整形外科をふまえたロコモティブシンドロームの概念とこの度テーマである「体幹」を脊柱の成り立ちとその代表的な疾患である腰痛のメカニズムを丁寧に解説いたしました。
次に行われた実技では、メディカルフィットネス研究所代表であり健康運動指導士の太藻ゆみこ氏が、体幹、特に腰椎に及ぼす連動運動に着目したウォーミングアップを兼ねた実技をセラバンドも用いて行いました。実技の最後には、機関車ロコモン体操を参加者の皆様と一緒に行いました。
昼の休憩時間では、ロコモ チャレンジ!推進協議会が提唱するロコモ度テストを参加者の皆様に体験していただきました。
第2講義では、この度の講習会のポイントの一つである「栄養」を女子栄養大学栄養クリニックの蒲池桂子先生に講演いただきました。非常に多岐にわたる内容で、興味深い講義となりました。
最後に、演者の先生方が参加者の質疑応答を行い、活発な質疑応答が行われました。
その後、参加者の皆様には、ロコモン体操パートナーの認定証が授与され、講習会は盛況の内
終了いたしました。
当財団では、運動器健康寿命延伸事業の一環として、この様な体操講習会を
毎年行っております。次回をご期待ください。
公益財団法人日本股関節研究振興財団