去る令和5年3月5日(日)第14回運動器健康寿命延伸体操 (ロコモン体操)指導者講習会を上馬整形外科クリニックにて、開催いたしました。
収束しつつありますが、新型コロナウィルス感染も踏まえ定員を絞っての開催となりました。※ほぼ定員いっぱいになりました。
まず、当財団理事長の別府諸兄が超高齢社会を迎えている日本において、大きな課題の1つである「ロコモティブシンドローム(運動器症候群)」そして「フレイル」等の問題をその相関関係や具体的な患者症例を用いて、丁寧に説明いたしました。
次に、この度の講習会のメインテーマである「電気刺激法(EMS)」をこの分野の権威である中京大学 スポーツ科学部 教授 渡邊 航平先生に、その有効性と低体力者・高齢者への適用をご講演いただきました。
また、先生が開発に携わった医療機器「筋電気刺激B-SES(ビーセス)」や家庭用機器「Sixpad(シックスパッド)」を実際に一部の参加者に装着していただき、先生に解説をしていただきました。
そして、講習会の実技講師である太藻ゆみこが、低体力者から高齢者に対応した運動器寿命延伸を目的とした体操を小さなボールや大きなエクササイズボールを用いて、立位~座位を含めて幅広く紹介いたしました。
最後に、当財団理事長より「ロコモン体操パートナー」の認定証が授与され、この度の講習会は盛況の内終了いたしました。
当財団では、運動器健康寿命延伸事業の一環として、「運動器健康寿命延伸体操(ロコモン体操)指導者講習会」を年に1回そして、ご依頼いただければ、「講演会への講師としての参加」を行っております。
ご興味のある方は、是非下記リンクよりご連絡ください。
→ 財団への講師依頼
公益財団法人日本股関節研究振興財団