第16回股関節市民フォーラムご報告

第16回股関節市民フォーラムご報告

 去る9月3日(土)、東京医療保健大学世田谷キャンパス校舎M103教室にて第16回股関節市民フォーラムが開催されました。参加者人数は、85名(定員100名)大変熱心に参加されておりました。この度の股関節市民フォーラムは、「ロコモ予防の第一歩は、呼吸から」という年々話題になりつつある「呼吸」をテーマに開催いたしました。

第16回股関節市民フォーラム1

 まず、挨拶として当財団の理事長である別府諸兄先生が、「今なぜ呼吸が大切ですか?」ということをロコモティブシンドロームから簡単にご説明いたしました。

第16回股関節市民フォーラム2

 そして、この度のフォーラムのテーマである「ロコモ予防の第一歩は、呼吸から」
の講演を日本における「呼吸」の第一人者である東京有明医療大学副学長本間生夫先生が、行いました。講演では、加齢による引き起こされるロコモティブシンドロームと呼吸の関係を解説し、その予防法として「呼吸ストレッチ」の有用性と実演を行いました。また、ロコモティブシンドロームだけでなく、呼吸と「不安・ストレス等」の関係から解消法まで丁寧に解説いただきました。会場では、2011年に発生した東日本大震災後の子供達の精神的なリハビリプログラムとして、本間先生が開発された「ラッタッタ体操」の動画の上映も行われました。参加者の皆様は、今話題になりつつある「呼吸」というテーマに真剣に聞き入っておりました。

第16回股関節市民フォーラム3

 休憩を挟み行われた実技では、当財団の体操指導者で健康運動指導士でもある太藻ゆみこ氏が、「効果的に身体を動かす呼吸仕方」を会場の参加者の皆様と共に、行い大変好評でした。

第16回股関節市民フォーラム4

 最後に行われた「質疑応答」では、この度のテーマである「呼吸」を中心に会場の皆様と活発に意見交換がなされ、大変有意義なものとなりました。また、この内容は、Q&Aとして当財団公式WEBサイトへ掲載する予定であります。

第16回股関節市民フォーラム5

 公益財団法人日本股関節研究振興財団では、普及啓発事業の一環として、この様な
市民フォーラムを毎年開催しております。次回は、本年12月10日(土)横浜、はまぎんホールヴィアマーレを予定しております。ご期待ください。
※近日中に予定を掲載いたします。

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