遅ればせながら、昨年11月22日に開催した第14回股関節市民フォーラムのご報告を掲載いたします。
第14回股関節市民フォーラムご報告
11月22日、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院にて、股関節市民フォーラムを開催いたしました。まず、同大学整形外科教授でもある当財団の別府理事長が、人工股関節全置換術(THA)後の運動を歩行を中心に解説いたしました。この手術後の運動は、意見が分かれる所でもあり、当財団が現在進行形で取組んでいる話題です。そして、第1講演を引き継ぐ形で、一般的なシューズ正しい選び方や歩行特性等のお話がありました。次に特別講演として、24時間テレビのマラソンや全国自治体でのマラソンのプロデューサーとしても有名な坂本雄次さんの講演が行われました。THAやその他の疾患を乗り越えた自身の経験を踏まえて、前向きに身体と付合ってゆくことの重要性を参加者の皆様に呼びかけました。
特別講演後は、フォーラム参加者の皆様と「股関節いきいきWalking」「股関節いきいき体操」の二手に分かれて、実技を行いました。「いきいきWalking」は、緑豊かな西部病院の遊歩道を別府理事長・財団職員も一緒に参加者の皆様と歩き、時間を共有しました。当財団としては、初めての試みであり、今後のさらなる改善を行ってゆく所存です。「いきいき体操」は、当財団の評議員・体操指導者でもある太藻ゆみこ氏が、ゴムバンドを用いた股関節周りの筋肉を鍛える、簡単なトレーニングを中心に、自宅でも行える内容の体操を参加者の皆様と行いました。最終講演として、聖マリアンナ医科大学整形外科講師である増田敏光先生が、「股関節の痛みと人工股関節」という講演を行いました。様々な股関節疾患の痛み~人工股関節の適用まで幅広く丁寧に解説を行いました。講演後終了後は、演者の方々への質疑応答が、行われました。後日、WEBサイトにて質疑応答に関して掲載、する予定であります。
是非ご期待ください。