第15回股関節市民フォーラムのご報告

第15回股関節市民フォーラムご報告

 去る11月3日(火)文化の日、第15回股関節市民フォーラムを「三茶しゃれなあど」にて、開催いたしました。当日は、参加者約150人で、大変熱心に参加されていました。

第15回股関節市民フォーラム 写真①

 さて、この度のフォーラムは、「股関節の健康と栄養について」をテーマに特別講演3つと実技をおこないました。まず最初の講演では、当財団の理事長の別府諸兄が「肝心要は股関節から」を主題に、股関節の部位やその役割そして、その重要性までを丁寧に解説しました。

第15回股関節市民フォーラム特別講演①

 2番目の講演は、女子栄養大学の副学長としてご活躍されている香川靖雄先生が、「栄養から考えるロコモティブシンドローム」という主題で講演をされました。講演では、ロコモティブシンドロームを防ぐには筋力や運動器の健康は当然のこと、それを保つために適切な栄養摂取と運動習慣が必要であり、またそれはメタボリックシンドローム防止にもつながるということでした。日々の食事の重要性を再認識させられる大変内容の濃い講演となりました。

第15股関節市民フォーラム 特別講演③

 3番目の講演では、女子栄養大学・栄養クリニックの教授の蒲池桂子先生が、「ロコモ予防の食事」を主題に、より実践的なロコモ予防のメニューを具体的に解説されました。参加者の皆様も、料理法やメニューの作成等、生活に直結した話題ということで、非常に熱心に参加されていました。

第15股関節市民フォーラム ③

 4番目の実技では、当財団で運動指導を行っている太藻ゆみこ氏が、会場の皆様と一緒に「股関節長持ち体操」を行いました。加えて、エクササイズボールを用いた体操も実演し好評を得ていました。

第15回股関節市民フォーラム 実技

 最後に、当財団の泉田専務理事を座長に迎え、質疑応答を行いました。通常の股関節市民フォーラムとは異なり、栄養をテーマに盛り込んだため、会場では栄養(食事)を中心とした質問が多くみられました。質疑応答の内容に関しては、現在集計中であります。近日中に当財団ホームページにて掲載していきますので、ご期待ください。

第15回股関節市民フォーラム 質疑応答

 当日の会場では、雪印メグミルクのブースが設けられており、商品の展示・紹介がされました。

第15回股関節市民フォーラム ブース

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